総選挙、当選者のうち94人が選挙法違反で立件・・90人捜査開始、4人不起訴処分

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韓国社会の特徴として、選挙前には「候補者の◯%が前科者」というニュースが、選挙後には「◯人が選挙法違反で立件」というニュースが流れます。ニュースになることそれ自体は別にいいですが、どうもその◯の数字が問題でして。

今年は、当選者のうち94人が立件、4人は不起訴処分で、90人は捜査が始まった、とのことです。ちなみに、韓国国会の全議席数は300です。

以下、聯合ニュースの記事から、部分引用します。

 

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<最高検察庁公共捜査部(部長ベ・ヨンウォン)は、選挙日だった15日の深夜、選挙事犯(選挙法違反者)1千270人を立件し、そのうち16人を起訴(9人拘束)したと、16日、明らかにした。検察は、当選者のうち94人が立件され、その中の90人に対して捜査中だと明らかにした。 4人は不起訴処分した・・

・・捜査対象者の選挙法違反疑惑事件を類型別に見ると、黒色宣伝(※デマなどによる政治宣伝)467人(36.8%)、金品授受216人(17.0%)、世論操作72人(5.7%)などの順だった。検察は、黒色宣伝事犯が金品授受事犯より多かった初めての選挙である前回の総選挙と同じようなパターンだと説明した。

特に選挙暴力・妨害事犯起訴人員が81人で、20代選挙(37人)比2倍以上に増加した。このうち8人が拘束された・・>

https://news.v.daum.net/v/20200416120844593

 

これでも前の総選挙よりは少ない方で、前は当選者の104人が立件されました。コロナ19の影響で、直接人と会う形の選挙運動が減ったのがその理由である、とのことです。

選挙法違反で、数人位は議員職を失うのも、またいつものことです。今回は90人のうち、何人が議員バッジを失うことになるのでしょうか。特に未来統合党の場合は「1議席でも」と必死になって無所属当選者を取り込もうとしている、との話です。もし未来統合党で当選無効が発生すれば、いつもより大きなダメージになるでしょう。

 

 

 

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