医療関係者、国民請願・・『K防疫は幻想だ』

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

いつも本ブログに話題を供給してくれる重要(ネタ的に)サイト、韓国大統領府の国民請願ですが・・ある医療関係者が、「K防疫という幻想から覚めよう」「荒い扱いをされたボランティアたちがまた来てくれるとは思えない」という請願を載せました。

国民請願に書く内容なのかどうかは・・K(かなり)微妙ですが、やはり現場の人たちにとってK防疫という言葉は、そう肌で感じられるものではなかったのでしょう。以下、ニュース1から部分引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・2日、大統領府の国民請願ホームページに、自分を元疫学調査官、現職医師だと紹介したした請願人が、前日(1日)「K防疫という幻想から目覚めましょう」という題の請願文を載せた。この請願人は「K防疫と呼びたければそれでいいし、自負心を持つならそれでも良いが、冷静に考えてみましょう。私たちは、MERSからまだ準備ができていなかった」とし「代表的な例として、大邱(テグ)新◯地教事態の時、必須である医療・防疫人材が不足し、全国の医療スタッフにボランティアを呼びかけた。それは、それだけ準備ができてなかったという証拠だ」と指摘した。

 

彼は「幸いなことに、多くの方が献身してくれたおかげで、何とか抑え込むことができたが、もう二度と出来ないだろう」とし「さらに、当時、献身してくれた方の多くの方が、傷ついて、冷遇を受けた。次も彼らがボランティアに来てくれることは、期待しないほうがいい」と強調した。

それとともに「公共医療が最悪レベルである現実をちゃんと見て、、一体どのように解決するかを真剣に考えなければならない時だ。保健医療体系の重要な要素である「人材」がいないのに、これのどこが誇らしいK防疫だというのか」と声を高めた・・>

https://news.v.daum.net/v/20200602070202795

 

看護師などのボランティアも多かったようですが、無給というわけではなく、もともとは宿所なども自治体がなんとかする約束でした。でも、寝床も用意されず、賃金なども適時に支給されなかったと聞きます。

また、シンシアリーの兵役の話でよく出ていた「公衆保健医」も、今回、多くの人が大邱・慶尚北道に投入されました。彼らは、半分軍人、半分公務員という妙な立場ですので、拒否できません。彼らもまた、本来の勤務場所で殺虫剤を吹かれたりしました。ちなみに朴正煕氏が作ったことの制度は、2022年頃には廃止される予定です。

こうしてみると、韓国で「K防疫」という言葉がここまで広く国民の支持を得ることができたのは、「一つの地域に感染者(一時9割、いまでも7割以上)が集中していた」というのがもっとも大きな理由かもしれません。

ソース記事のコメント欄には『医師なら(本人の病院の)看護師の給料からあげてやれ』『ゴミ記事』などの意見が多くの支持を得ています。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。6月7日の産経新聞に広告が載ります!

新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が2020年5月31日発売です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が発売中(2020年3月1日)です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog