韓国紙「韓日でコロナ協力ができないのは輸出規制のせいだ」

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「輸出規制(輸出管理厳格化)のせいで韓国と日本はコロナ問題において協力できないでいる」という主張が出てきました。

言い換えれば、「韓国とコロナ協力するためには日本が輸出管理を撤回しなければならない」という理屈になります。最近の「なぜ日本は韓国に支援を要請しない!日本はなんて悪いやつだ」という流れと一脈相通ずるものがあるのでしょうか。ま

ず、京郷新聞の記事から該当部分を引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・(※韓国は改善すべきことを全てやった、という主張のあとに)しかし、日本は韓国が改善措置を完了したにもかかわらず、正常に動作するかどうか見守る態度である。相手国の行政システムと執行を不信し、見下す態度であり、傲慢な感じしかしない。

しかし、日本は、輸出規制が自縄自縛でしかないことを直視しなければならない。輸出規制以降、韓国は代替輸入経路の開発、政府の国内素材・部品・機器メーカー支援で、生産に支障などほとんど無い。一方、日本の関連企業は売上高が激減した。それでも輸出規制を維持するということは、合理的な判断ではない。

 

輸出規制のせいで、コロナ19対応のための両国間の協力もできないでいる。しかも、韓国は世界的な防疫模範国として評価されているにもかかわらず、日本は韓国人のノービザ入国制限を再延長する、器の小さい態度を続けている。

日本政府は、名分も実益もない輸出規制を早急に解除して、両国関係復元の基盤を作るべきだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20200603030509559

 

『なんで輸出管理厳格化の下ではコロナ協力が出来ないの?』かについて考えてみると・・以下、ブログ内リンク祭りです。

ご存知、日本に支援するかもしれないという記事が出ただけで国民請願が暴走したり慶州(キョンジュ)市が袋叩きにされたり、厚生労働省が性能評価が必要だと言っただけで『なんで韓国に支援を乞わない』『日本人でごめんなさいと言え』と騒いだり・・そんな雰囲気があるから、でしょう。

 

ひょっとして、京郷新聞は、それらが『輸出管理厳格化』のせいで国民感情が悪化したからだ、と言いたいのでしょうか。それは違います。韓国は、もともと反日ですから。本件のずっと前から、反日でした。強いて言うなら、『韓国の政権が変われば両国関係が良くなる(≒何か一つか二つのきっかけで、全体が変わる)』とする一部の日本側の主張と似ている気もします。そんなことで変わるようなものなら、ここまで悪化したりもしません。

 

 

 

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