日本、韓国産炭酸カリウム輸入販売価格を調査・・問題ありなら反ダンピング関税

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日本政府が、韓国産炭酸カリウムについて、不当な価格で輸入販売されていないか調査していることが分かりました。

炭酸カリウムは、液晶パネルを含めガラス、中華麺に添加する「かん水」などの原料になります。日本が輸入する韓国産炭酸カリウムは、5293t。日本内で使われる炭酸カリウムの約20%で、日本が外国から輸入する分(約6600t)においては、約80%となります。

以下、ファイナンシャルニュースの記事から、部分引用します。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<日本政府が29日、韓国産炭酸カリウムの反ダンピング調査を開始した。29日、東京の外交筋や日本のマスコミによると、日本政府は、今後1年以内に韓国炭酸カリウム企業を対象に、輸出価格と通常価格等に関する調査を完了するという計画である。また、自国の産業に実質的な被害があるのかなどの結論を出す予定である。最終的にダンピングと判定する場合には、その製品の反ダンピング関税を課すことになる・・

・・今回日本政府に調査を依頼した企業らは、2016年、水酸化カリウムでも、日本政府に調査を要請したのと同じ会社である。当時、日本政府は、韓国産の水酸化カリウムがダンピング価格で輸出されたと、反ダンピング関税を課した。当時の企業が炭酸カリウムにも再び問題を提起したものである。対象となった韓国企業は1社であると伝えられた>

https://news.v.daum.net/v/20200629175541238

 

水酸化カリウムは、2016年8月から反ダンピング関税が賦課されています。記事では「対象になった韓国企業は1社だけ」としていますが、個人的に調べた結果によると、1社の一人勝ち状態です。株価分析などを見ると、韓国内炭酸カリウムではシェア90%とも。韓国語で유니드、英語でUNIDという会社です。記事では明記されていませんが、多分この会社だと思われます。

 

 

 

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