韓国個人投資家、レバレッジETFで6兆円以上の損失か・・推定値で387億ドル

ブログを書いている時点で、KOSPIがまた10.89%急落しています。いつも書いていますが、特に今回は(推定値ではありますが)具体的な数値まで出てきます。本ブログは投資ブログではありません。私は投資を肯定しています。私も日本国内メインでインデックスファンドをある程度購入していますし、新NISAも毎年埋めています。最近は うわあぁ~(音量注意) ですが、個人的に満足できる含み益が出ており、決して投資を否定するわけでもなければ、だからといって無理をしてやるべきだと書くつもりもありません。金の流れを読み取ることも、予想することも、私にはできないからです(出来る人、いるのでしょうか?)。本エントリーは、あくまで「無理な借金による投資」(しかも対象が2倍、3倍レバレッジETFで、事実上のサムスン電子・SKハイニックスの単一銘柄による商品)によるもの、わずか2~3日で強制清算が発生する信用取引の蔓延、そして、家計債務問題。そんな側面から韓国の金融・経済・社会にアプローチする目的の内容であります。2日連続でサーキットブレーカーが発動したこと、IMF入りの1997年10月よりも月別下落率が大きいとか、いろいろニュースが出ています。

読んでいると、「つい数日前まで盛り上げていたのはあんたたちでしょうが・・」と言いたくもなりますが、なんか、雰囲気が変わりました。長期ホールドできる余力のある人ならなんとかなるかもしれませんが、問題は先も書きましたが「反対売買(追証による強制清算、ロスカット)」「レバレッジETFによる大損失」です。そこで、シティーグローバルマーケット証券(シティーグループ証券株式会社)のチームヘッドが顧客たちに送った市場コメンタリーの内容で、シティーグループ証券の公式レポートではない、とのことですが・・その「予想される損失金額」ですが、ちょっと驚きです。韓国の「個人投資家」(いわゆる「蟻」たち)が、レバレッジETFでどれくらいの損失を被ったのか、という内容です。その結果、なんと387億ドル、日本円で6兆円を軽く超える金額が出てきました。いくらなんでもちょっと多すぎじゃないのか・・な気もしますが。ソウル経済などで、ウォンで56兆3千億ウォン、と報じられています。それでも、また別の記事によると10%以上急落した昨日だけでも、韓国内個人投資家たちはレバレッジETF商品を1兆ウォンちかく買った、とのことでして。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・56兆3,000億ウォン。最近の株式市場の調整により、韓国の個人投資家がレバレッジ上場投資信託(ETF)への投資で抱え込んだと推定される損失の規模だ。シティは個人の「借金投資」がまだ終わっていないとし、追加損失の可能性を警告した。29日、IB(投資銀行)業界によると、シティ・グローバル・マーケット証券のアジア太平洋トレーディング戦略ヘッドであるモハメド・アパバイ氏は、機関投資家向けの市場レポートにおいて、韓国資産を原資産とするレバレッジETFの時価総額が先月22日に約525億ドル(約76兆3,700億ウォン)でピークを迎えた後、最近は約190億ドル(約27兆6,400億ウォン)まで減少したと明らかにした。今回のレポートはシティ・リサーチチームの公式リサーチ資料ではなく、株式トレーディング部門のストラテジストが機関投資家に提供した市場コメンタリーである。

アパバイ氏は、レバレッジETFの時価総額がピークから約335億ドル(約48兆7,000億ウォン)減少したことに加え、その後も62億ドル(約9兆200億ウォン)規模の新規資金が流入した点を考慮すると、韓国の個人投資家における全体損失規模は約387億ドル(約56兆3,000億ウォン)に達すると試算した。原資産別では、SKハイニックスのレバレッジETFの減少幅が最も大きかった。同ETFの時価総額はピークから約170億ドル(約24兆7,400億ウォン)減少した。KOSPI200レバレッジETFは105億ドル(約15兆2,800億ウォン)、サムスン電子レバレッジETFは50億ドル(約7兆2,800億ウォン)以上減少したと集計された。




アパバイ氏は「レバレッジETF関連商品の時価総額が、年末までに80億ドル(約11兆6,300億ウォン)を下回る可能性がある」と予測した。韓国株式市場の信用取引(信用買い)残高も依然として高い水準にあると診断した。レポートによると、今月27日時点でKOSPI市場とKOSDAQ市場を合わせた信用買い残高は32兆7,000億ウォンで、先月24日に記録したピーク(38兆6,000億ウォン)からは減少した。ただし、年初以降に積み上がった信用買いポジションのうち、精算(決済)されたのは約65%にとどまると推定されている。

シティは、信用買い残高とKOSPI200指数の相関係数が92.2%に達すると分析した。株価の上昇期にはいわゆる「借金投資」が増え、下落期には強制決済(追証に伴うロスカット)やレバレッジの縮小が発生するという傾向が、依然として強く維持されていることを意味する。個人投資家は市場の調整局面においても、大手半導体株を買い続けていることが分かった。個人は先月23日以降、SKハイニックスを160億ドル(約23兆2,700億ウォン)以上買い越した。しかし、この期間に買い付けた分だけで約57億ドル(約8兆3,000億ウォン)の評価損を出したと推計される。シティは、個人投資家のSKハイニックスの平均買い付け単価を約228万ウォンと推計した。現在の損失率は約31.6%の水準だ。一方、同日午前10時50分時点で、SKハイニックスは前営業日比6.84%(10万6,000ウォン)安の144万4,000ウォンで取引されている。同期間のサムスン電子の買い付け分においても、個人投資家は約24億ドル(約3兆5,000億ウォン)の損失を記録したと分析された(ソウル経済)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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