「国産品・日本の代替品」と持ち上げられていた韓国株式市場「愛国株」、相次いで暴落・・上場廃止の危機も

いわゆる「テーマ株」については前にも取り上げたことがあります。ある国会議員が当選しそうなら、その人と繋がりがある・・同じ事業をやっていたとか、政治的に支援をしたとか、そんな会社の株が「テーマ株」となり、上がります。韓国ではこの現象がやりすぎで、同じ大学を出たとか、同じ地域出身とか、それだけでも株価が急騰します。もちろん、ほとんどはその後に急落します。李在明大統領が誕生した頃は、彼が子供の頃に少しだけ勤務したとか、そういう理由で株価が400%も上がったりもしました。そういうテーマ株の一つですが、国産化をしている(進める)、「日本製品の代替」などとされる企業の場合、韓国では「愛国株(愛国テーマ株)」といい、個人投資家たちはこれらの株を優待します。グーグルのAI「ジェミニ」の説明によると、<<・・「日韓関係や不買運動などをきっかけに、「国産化を進める企業」や「日本製品の代替品を扱う国内企業」の株が、個人の“愛国心的な買い支え”によって急騰する現象や銘柄のことです。主な特徴と背景政治・外交対立の連動: 日本との貿易摩擦や歴史問題などで両国関係が冷え込んだ際によく浮上します。

代替需要と国産化、すなわち日本の輸出規制や不買運動の標的となった製品(文房具、アパレル、半導体素材など)の代わりとなる韓国企業などが対象となります。個人投資家の買い: 経営難や上場廃止の危機にある銘柄であっても、個人投資家が「愛国心」をスローガンに投機的な買いを入れるケースが見られます。記事に出てくる「モナミ(文具メーカー)」「ハンソン企業(水産・食品)」「ヴィヴィアン/ヒョンジエリート(アパレル)」などは、日本の文具・食品・服飾ブランドの不買運動が起きた際に「国産代替テーマ株」とされた代表例です。問題点とリスク実態との乖離は:企業の業績やガバナンス(ESG評価など)に関わらず感情的な買いが先行するため、急騰後に急落するリスクが指摘されています。市場の乱高下: 企業の本質的な価値とは無関係に動くため、市場の健全な価格発見機能が歪められる懸念もあります・・>>、ということです。




で、最近、その愛国株が(業績的に、とか)いろいろあって、例えば上場廃止のピンチとかあって、「愛国株を守れ」などの動きで急上昇したとか、そんなことがニュースになっていましたが、今度は相次いで暴落し、イートゥデイ(30日)の報道によると、20日~24日期間中、KOSPI下落率ワースト10のうち、4つが愛国株だそうです。必要以上に下がるから、むしろ外国人投資家たちが買う場合もあるとか(笑)。安いときに買った人たちが高く売れたならいいけど、「オレが守るもん」派が買ったあとに、売りのタイミングを計らっていた人たちがいっせいに売ったとなると、結構な損失になったでしょう。以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・かつて熱く盛り上がった「 愛国株」テーマが、わずか1週間で急速に冷め込んでしまった。株価が急落すると、「愛国心」を叫んで買い勢力を押し上げていた個人投資家は大挙して売り越しに転じ、彼らが投げ売りした出来高を外国人が買い支えるというアイロニカルな状況が演じられている。30日、金融投資業界によると、先週(7月20〜24日)のKOSPI(韓国総合株価指数)市場における株価下落率上位10銘柄のうち、実に4銘柄が代表的な「愛国株」テーマとされる銘柄だった。この期間、モナミ(Monami)は実に52.95%も暴落し、ハンソン企業(-47.87%)、ヴィヴィアン(-42.68%)、ヒョンジエリート(-41.90%)なども並んで半値近くまで下落した。特に代表的な愛国株であるモナミの失速が著しい。29日、モナミは前営業日比9.12%安の1,603ウォンで取引を終え、時価総額は273億ウォンと300億ウォンを下回った。




今月21日に490億ウォンに達していた時価総額は、△22日 395億ウォン △23日 374億ウォン △24日 332億ウォン △27日 325億ウォン △28日 300億ウォンを記録し、連日急減した。これは、来年1月から適用されるコスダック(KOSDAQ)銘柄の上場廃止のデッドラインである時価総額300億ウォンすら脅かされる境地に追い込まれた格好だ。最も目を引くのは、個人の離脱と外国人の底値買い(押し目買い)だ。テーマ性の需給が抜け出た穴を外国人の買いが埋める形が続いている。29日の1日間で、個人はモナミの株式を4億2000万ウォン分純売り越したのに対し、外国人は4億1900万ウォン分を純買い越した・・

・・キョボ証券は、(※むしろ外国人投資家が買っていることについて)「現在、半導体を中心に偏っている市場に対して先回りして備える観点から、半導体以外の業種へと比率調整を行っている外国人の需要が反映された需給だと考えられる」と診断した。さらに、「もともと関連する上昇材料に連動した業績・好材料への期待感に頼った心理がテーマとして括られた原因であるため、関連する期待心理がいっぺんに崩れれば、下落圧力をより大きく受けるしかない」とし、「株式を買う根拠において主観的な要素の比重が大きい分、ボラティリティ(変動性)拡大の直接的な打撃を受ける可能性も高くなる」と述べた(イートゥデイ)・・>> 

コメント欄に、山形で撮った写真を少しうUPしました。よろしければ、ぜひご覧ください。大した写真はありませんが銀山温泉の街並みはぜ1度見たかったので・・(泊まったのはかみのやま温泉でしたが)。

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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