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安倍総理が土下座するあの像のことで、韓国の世論は賛否両論です。コミュニティーの旗色によって、賛否もハッキリ分かれています。もちろん「否」といっても、像の内容よりは、「なんで余計なことをして韓国の立場を不利にするのか」などの意見のほうが、目立っている気もします(私の目にそんなものばかり入ってきただけかもしれません)。
「賛」のほうに圧倒的に多いのは、「民間がやったことなのに何を熱くなっている?」という反応です。韓国外交部が「国際礼譲が必要だ」と話したことに対しても、批判的な論調が目立ちます。
そもそも、似たような話が結構目立ちますが、大統領府の行政官出身で「韓半島未来戦略研究所」というシンクタンクの代表を努めているパク・ドンギュ氏の寄稿文を紹介します。
(PCの場合、ここから「続きを読む』の後になります)
<・・世界各国では近隣諸国や周辺諸国との紛争や衝突時、相手国の国旗を燃やすことや大統領の肖像画を燃やすことで自分たちの感情表現をすることがよくある。
しかも韓日間には、日本が歴史歪曲をするたびに、私たち国民は「安倍火刑式」をした。今の日本の安倍政権は歴代どんな政権よりも、今、自分たちの暗い過去を消し誤った歴史歪曲を正当化させるための、最悪の韓日関係を自ら招いた。
日本で公然と行われている「嫌韓、反韓デモ」には、何も言わず、少女像(※慰安婦像)だけ口から泡を吐き、日本が私たちの「民間人による創作物」にまで是非をかけてくるのは、明らかに意図的である。その意図は、三歳児でも知っている「歴史の罪」を払わずに、暗い歴史を正当化しようとすることである。
日本の安倍政権は、大韓民国江原道平昌の人里離れた植物園でまで、私たち国民が忘れないようにしている「正義の記憶の創作物」に、これ以上喧嘩を売るべきでないし、造形物に刻まれた「永遠の贖罪」の姿勢を取るよう、忠告する(ソース記事:ニューズワッチ、外部リンクです)>
要点は、『日本は韓国に何もしてはいけない、韓国は日本に何をやってもいい』という心理です。その心理に逆らう内容だから、認めない、それだけ。他は全て後付けです。
もう少し具体的に書くと、『韓国が日本に土下座を要求するのは当然のこと』『日本には韓国がやったことに文句を言う資格が無い』という認識があるので、韓国はこの像のことで『何が問題なのかよくわからない』状態にあります。その心理に酔ってしまうと、『うちの国民は隣国の国旗を何度も燃やしたがそれがどうした?』と告白する見苦しさにも気づかなくなります。
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・現在、最新刊は<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論(2020年5月31日)>です。私なりの『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。他のシンシアリーの拙著については、リンク先の内容紹介、または本ブログの書籍紹介ページをご覧ください。ニューコリアは、私の書いた本ではありませんが、ブログを立ち上げるきっかけになった本です。
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