岸田総理、日韓関係について話すバイデン大統領に「日韓合意がどうなったのか、あなたも見たではありませんか」

日米首脳会談の際、岸田総理が『ボールは韓国側にある」『日韓(イ◯ンフ) 合意がどうなったのか、あなたも見たではないか』などと話したという報道がありました。韓国のパク・ジン外交部長官が6月に訪日する(公式にはまだ予定ですが)件も、米国が韓国に対してい日韓関係の改善を要求したからだ、とのことです。

ただでさえ日本より『餅が小さい』とやきもちするメディアが増えている中、これが本当なら、尹錫悦(ユンソンニョル)政権としては、控えめに書いて「気まずい」ことになるでしょう。韓国では韓国日報が報じていますが、元ソースは日本の産経新聞(日韓合意の件)と読売新聞(外交部長官の件)になります。以下、<<~>>が引用部分となります。

 

<<パク・ジン外交部長官が、来月、日本を訪問し、林芳正外相と会談を行い、日韓首脳会談の開催を調整することにするなど、尹錫悦政権が韓日関係改善にエンジンをかけたと読売新聞が26日報道した。新聞は、その背景に米バイデン政権側の要求があると伝えた・・

・・読売は「韓日関係改善の動きが加速する背景には、韓米日の共助強化を急ぐジョーバイデン米政権の意向がある」とし、他の韓国政府関係者は「バイデン政府の複数の高位当局者が、韓日関係改善を繰り返して要求してくる」と打ち明けた、と伝えた。特に、中国を意識した新たな経済秩序構築と半導体サプライチェーンの強化を図るバイデン政府は、日本が韓国に対して半導体素材の管理厳格化を続ける状況を一刻でも早く解消したいと思っている、と報じた。

バイデン政府は日本にも韓日関係改善を要求した。今回の日米首脳会談でも、岸田首相がこの問題でバイデン大統領を説得したと、産経新聞がこの日報道した。会談当時、岸田首相はバイデン大統領に「あなたも副大統領の時、日韓合意に賛成したが、その後に何が起こったのか知っているではないか」と話したというのだ。これは、問題解決の責任は韓国にあると主張したものであると、産経は伝えた・・>>

 

似たようなパターンを前にも見たことがあるので、バイデン大統領、というか米国側が、日本や韓国に対し、どちらに、どれだけ、本気で要求したのかは分かりません。『前にも』というのは、2021年5月6日、産経新聞の記事のことで、今(本エントリー)とほぼ同じ内容です。米国側から日韓関係について(いわゆる改善の要請など)いろいろ話があって、日本側が『その問題は日本に任せてほしい(※米国が介入するものではない、という意味です)』とし、米国側を説得したというのです。そして、米国もそんな日本側を理解し、日本が困るようなことは言わなかった、と。

 

<<・・北朝鮮政策の内容に加え、同盟国の結束を重視する米国が日韓の仲裁役を買って出ることも懸念材料として浮上した。ブリンケン氏はオバマ政権の国務副長官として日米韓の協議を主導した経験もあるだけに、非核化という大局のため日本に妥協を迫る可能性も否定できなかった。ただ、イ◯ンフ問題や、いわゆる◯用工問題で、国際法や日韓合意をほごにする韓国に対し、日本が譲れる余地はない。

茂木氏は機先を制した。就任直後のブリンケン氏との電話会談や3月の対面会談で、「安全保障に影響が出ないよう3カ国の連携はしっかりやる。その代わり韓国との問題は日本に任せてほしい」と繰り返し念を押した。外務省幹部は「米国は日本の立場を理解している。こちらが困ることは言ってこない」と語る・・>>

 

いまはまた中国やロシアの問題もあるし、韓国の政権交代もあったので、2021年3月とは状況が違うとも言えるでしょう。でも、2021年5月の日米韓外相会談(米国がセッティングした場だと言われています)のときも似たような話があったし(産経新聞の記事も、もとは外相会談についてのものです)、『ある程度は、定期的に出てくる話』と見ることもできます。詳しくどちらに対して、どれだけ強く要請したのか、が気になるところですが・・

そうですね、読売新聞(外交部長官の訪日の件)の報道が本当なら、少なくとも『先に動くしかない』立場なのは、韓国ということになるのでしょうか。韓国としては6月なら地方選挙(6月1日)が終わった後になると思いますが、日本の場合は参議院選挙が7月10日なので、忙しい時期になると思いますが。いまのところは、国民の力(韓国与党)と自民党、両方ともに勝利する可能性が高いですし、参議院選挙が終わるまでは待つのが普通じゃないかな・・そんな気もしますが。

 

あと、あくまで個人的な感覚の話ですけど、本件、韓国としては結構大きなニュースなのに、いま(26日16時)のところ、韓国日報以外はほとんど報じていません。日本からしても「もういいよそんなん」な件ではありますが、韓国では「もう日韓合意のようなものは二度とゴメンだ」とする声が強く、また大きな案件になっています。なにより、「米国が日本を動かすのが『正しい』のに、なんで韓国が動くのか」とするいつものスタンスも予想されます。しかし、その割には、他のメディアの記事は見当たりません。書かないのか、書けないのか、どこかが先に報じるのを待っているだけ(様子見)なのか。

 

 

おかげさまで新刊『日本人たらしめているものはなにか』を追記しました。帰化を前にして、いろいろと考えてみて、その自分なりの結論を記録した本です。固定エントリー『新刊・準新刊のご紹介』に簡単な内容を綴りました

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
エントリーにコメントをされる方、またはコメントを読まれる方は、こちらのコメントページをご利用ください。以下、拙著のご紹介において『本の題の部分』はアマゾン・アソシエイトですので、ご注意ください。

 ・様のおかげで、こうして新刊・準新刊のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2022年6月1日発売)からですが、<日本人を日本人たらしめているものはなにか~韓国人による日韓比較論~>です。帰化を前にして考えたことを記録した本です。アマゾンページに書いてある、「私はただ、日本が好きだから、日本人として生きたいと思っています」と、「『お前は韓国人として生まれた』が、『私は日本人として死ぬ』に上書きされた時に見えてきた、日本人になるということの意味」が、本書の全てを表していると言えるでしょう。そんな本です。 ・新刊<「自由な国」日本「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >は、日本滞在4年目に感じた「日常」と、ラムザイヤー教授論文騒ぎにまつわる、日韓の対応の差などをまとめました。2021年発売版に、相応の追記を致した新書版でございます。 ・国に蔓延する対日観、『卑日』について考察した卑日(扶桑社新書)>も発売中です。なぜ今の韓国に、日本に対する『卑』が必要なのか。それを自分なりに考察、率直に書きました。 ・刊として、文政権の失敗を振り返った <文在寅政権最後の暴走>と、自分なりの『日本語』本<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書)>も発売中です。・刊・準新刊の詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。旧「インフォメーション」もこちらに統合してあります。本当に、本当にありがとうございます。書きたいことが書けて、私は幸せ者です。 ・れでは、またお会いできますように。最後の行まで読んでくださってありがとうございます。