急落、翌日に急騰・・それでも「常温超伝導体」LK-99関連株式を買う人たち

6日、個人による信用投資(借金で株を買う)が大幅に増えているという内容をお伝えしました。特に最近には、その個人信用投資の中心に常温超伝導体LK-99関連企業の株、いわゆるテーマ株があります。ただ超伝導体に使われるコイルを作っているだけなのに、該当会社の株式取り引きが70倍に急増、株価は300円から1100円まで跳ね上がりました。その増加分のうち、個人投資家が約630億円を使ったとされています。これらテーマ株については、株式取引所などから公式に「投資に注意してください」とコメントが出ています。

しかし、海外の研究所などから「超伝導体とは言えません」という発表があると大幅に下がり、開発チームの論文の著者が「超伝導体に間違いない」と話すとまた大幅に上がる、そんな毎日です。昨日は、メリーランド大学の研究チームが「残念ながら、私たちはもうゲームは終わったと見ている。LK-99は超伝導体ではない」と発表しました。同じく、テーマ株は急落しました。しかし、なんと、今朝になってからは、また反騰している、とのことでして。朝鮮日報は、ある種のFOMO(自分だけやらないでいるのではないかという不安のこと)だと見ているようですが・・それだけでしょうか。

 

ネットには、『超伝導体なのに、既得権益を持つ人たちがそれを隠しているだけ』とする趣旨の書き込みも多く目につきます。どことなく、雇用側と非雇用側の関係を対立構造でしか見ない、韓国の左側の考え方に似ている気もしますが。それとも、マンション投資と同じく、ただ「やっと見つけた貴族への道」をあきらめることができないでいるのでしょうか。朝鮮日報によると、メリーランド大学だけでなく各国の研究結果は「超伝導体ではない」とするものであり、それに合わせて、関連株も暗号資産と同じくらい急な動きを見せる、とのことです。ちなみに、最終検証ではないし、何か別の新しい物質である可能性はあるのでは、という話もあるにはあります。しかし、超伝導体だとする発表はいまのところありません。ですが、聯合ニュースによると、それらのテーマ株は、今朝には反騰した、とも。以下、各紙、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・テーマ株ブームで個人投資家が集まった常温超伝導体関連株が、8日、米国からの発表で一斉に急落した。この日、超伝導体関連種目に分類された徳城と西南は下限に締め切り、モビス(マイナス25.6%)、ソウォン(マイナス24%)・・(以下、マイナス19.1%~マイナス6.5%まで各社の株価のデータ)・・なども急落したまま取引を終えた。前日の7日には、トクソン、シンソンデルタテック、パワーロジックス、グクイルシンドンは上限値まで上がっていたし、モビスは20%、ソナムは14.9%、コリョ製鋼は・・・・などもいずれも2桁上昇したいた。株価の騰落幅が大きい。

米国メリーランド大学凝縮物理理論センター(CMTC)は8日、公式アカウントに「悲しいことに、私たちはもうゲームが終わったと信じている」とし「LK-99は常温超伝導体ではなく、(一般的な)超伝導体でもない」と主張 した。CMTCは、インド国立物理学研究所(NPL)、中国の国際量子物質センター(ICQM)、シンガポール南陽理工大などがLK-99について出した論文に言及し、「信頼できる機関の3つの論文ですべて超伝導性を確認できなかったと言った。 超伝導体は、電気抵抗がゼロの物質を意味し、特性が異なるというのだ(朝鮮日報)・・>>

 

しかし、今日(9日)の朝の時点のニュースですが、それらの株価はまた上がっています。唯一、「うちは超伝導体研究機関とは協業していません」と公知した会社だけ、株価が下がっています。ここからは聯合ニュースです。 <<・・国内研究所が常温超伝導体であると主張する「LK-99」のテーマ株の大部分が、9日の9時10分時点で、前日の急落から抜け出した。有価証券市場でLS電線アジア(16.30%)、ソウォン(6.47%)・・・・などが一斉に大幅に上昇した。コスダック市場でも新星デルタテック(6.47%)・・・・などが上昇傾向を示している。ソナム社は、前日、下限まで下がったのに続き、この日も前日比12.8%下落している。先立ってソナム社は7日、会社のホームページに掲示した公知を通じて「当社は現在、常温常圧超伝導体を開発したと主張する研究機関とは何の研究協力や事業交流もありません」と明らかにしたことがある(聯合ニュース)・・>>

 

 

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