日銀、マイナス金利を解除・・韓国メディア「景気沈滞からの脱出が可視化された」「自信の表れ」

日銀が、ついにマイナス金利を解除し、17年ぶりの利上げを行いました。これまで、短期金利をマイナス0.1%、長期金利を0%に誘導する緩和政策をとってきましたが、長期金利の誘導目標は設定せず、短期金利については「無担保コール翌日物」金利で0~0.1%に推移するよう誘導する、とのことです。事前に「ゆっくり行う」としていたこともあるし、そもそも急激に動かしてなんとかなる問題でもないので、ほぼ予想通りといるかも知れません。昨日、日経平均株価が大幅に上がったのも、『政策の不透明さが解消されたから』という分析がありましたが、これからは速すぎず遅すぎず、流れを維持していくことが大事でしょう。実際は、こう書くよりずっと難しい舵取りになるでしょう。でも、始めなければ始まらないのは当然です。いつかは踏み出すべきだった道、成功的転換を期待したいところです。

韓国メディアも大きく取り上げています。素直に「なかなかすごいことだ」とする論調もあれば、朝鮮日報が「日本旅行が高くなるぞ」という記事を出したり(笑)。聯合ニュースのようにありのまま書いている記事もあるし、題を「失われた30年からの脱出が見えてきた」「現状分析による自信の表れである」とするハンギョレ新聞など、いろいろです。アベノミクスがやっと終わるとかそういう書き方をする記事もありますが、それは範囲がずれてないか、な気もします。傾向としてはそうだけど、まだアベノミクス『基調』はしばらく続くのではないでしょうか。しかし、発表したときの日経平均株価が、昔の特撮ものによくあった「稲妻斬り」のような動きで、ちょっとおもしろいとおもいました。本件、最初の段落で書きたいことは書いたつもりですが、以下、聯合ニュースの記事を<<~>>で引用してみます。

 

<<・・日本中央銀行である日本銀行が19日、金融政策決定会議で、2007年2月以降17年ぶりに金利を引き上げた。共同通信と現地公営放送NHKなどによると、日本銀行はこの日まで2日間開催した金融政策決定会議で、景気浮揚のため金利を非常に低い水準に抑える「大規模金融緩和」の核心であるマイナス金利政策解除を決定した。日本銀行は2016年2月に導入したマイナス金利政策を通じて銀行がお金を預ければマイナス0.1%の短期政策金利(当座預金政策残高金利)を適用してきたが、今回0.1%ポイント上げて短期金利を0~0.1 %に誘導することにした。これにより日本は異例のマイナス金利政策から8年ぶりに脱出し、再び「金利のある」時代に突入することになった・・

 

・・日本銀行のこの日の決定は、これまでマイナス金利政策変更の主な条件として強調してきた「物価上昇と賃金上昇の好循環」が確認された結果だと見られる。日本銀行は物価上昇率目標値を2%と提示してきたが、昨年日本の消費者物価指数(新鮮食品を除く)は3.1%上がり、1982年以降最大値を記録した。また、日本最大労働組合組織の「連合(日本労働組合総連合会)」は15日、中間集計で平均賃金引き上げ率が昨年同じ時点より1.48ポイント高い5.28%と把握された、と明らかにした。組合員数が300人未満の中小企業の賃金引き上げ率も4.42%で、比較的高い方だった。来る7月に予定された連合の最終集計でも賃金引き上げ率が5%台を維持すれば、5.66%を記録した1991年以後、33年ぶりに5%を上回ることになる。日本銀行内では、このような数値をもとに金融政策を変更する要件が整ったという見解が広がった・・

・・共同通信は「日本銀行が大規模な金融緩和の正常化に着手し、金融政策は大きな転換点を迎えた」と評価した。ただ、日本銀行は金融市場の観測通り、この日に金融緩和を縮小する決定を下したものの、当分は追加金利を上げず、国債の買い入れも持続すると見込まれると、現地メディアは伝えた。これと関連して内田眞一日本銀行副総裁は先月8日、講演で日本銀行が金利を上げても追加印象は難しいと見て「緩和的な金融環境を維持していくと思う」と話したことがある(聯合ニュース)・・>>

 

 

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