アンソロピックAIの外国アクセス遮断、韓国企業が原因? ワシントン・ポストなどが報道

さて、なんでもかんでも「愛(AI)はないのか」と騒がれている昨今。アンソロピックのミュトス級AIに対し、急に米国政府が「外国人アクセス停止」を命じました。一角では、これが、中国がレアアースなどを「武器」化するのと同じ現象ではないのか、という見方をする人たちもいます。ただ、AIというのは経済安保の中心にある存在でもあるし、個人的には、中国のやり方と一緒にするのは無理があると思っています。「なにがあったのか」がはっきりしない状況ではありますが。そんな中、ワシントン・ポストなどが、AIアクセス遮断の原因(主な原因なのか、一因なのかまではともかく)として、韓国の通信会社があると報じました。その会社が中国と関わっていると判断され、外国人によるAIへのアクセスを全面停止する流れになった、という内容です。まずロイターの記事から米国政府の動きを引用し、韓国の国民日報(16日、ワシントン・ポストの記事をもとに報じています)の記事を<<~>>で引用してみます。

・・・と、その前に、ちょっと個人的に思ったことがありますが。ソース記事のコメント欄などを読んでみると、「韓国企業が問題ならなんで他の国まで遮断するのか、だから記事の内容はデタラメだ」という主張などがありますが・・そういう問題じゃないでしょう。やはり、こういう問題をあまりにも軽くみているのではないか、そんな気がします。それでは、ここから引用です。 <<・・米人工知能(AI)開発企業アンソロピックは12日、同社の最新AIモデル「クロード・ミュトス5」と、その一般公開版「クロード・フェイブル5」への外国人のアクセスを全面的に停止するよう米国政府から命じ​られたと発表した。国家安全保障上の懸念が理由という。同社は声明で、命令に従うため「全ての顧客に対してフ‌ェイブル5およびミュトス5へのアクセスを直ちに遮断せざるを得ない。その他の当社モデルへのアクセスには影響ない」と表明した(ロイター日本語版)・・>>




<<・・一晩で遮断されたアンソロピックAI「背景に韓国の通信会社、中国との関連を疑う」/ワシントン・ポスト、米当局者の言葉を引用して報道/「ミュトス5(Mythos 5)、中国共産党の関連機関に提供」/商務省、輸出制限の数週間前から警告(※記事の題、見出し)。米国政府が人工知能(AI)企業「アンソロピック(Anthropic)」の最新AIモデルに対する外国人のアクセス遮断を決定した背景に、韓国の通信会社が関わっているという報道が出た。米政府がアンソロピックの提出したAIモデルへのアクセス可能リストから韓国の通信会社を確認した後、中国と結託していると判断したというものだ。ワシントン・ポスト(WP)は15日(現地時間)、当局者の言葉を引用し、アンソロピックが米政府に提出した「ミュトス5(Mythos 5)」のアクセス可能機関の中に、中国との関連が疑われる韓国の通信会社が含まれていたため、外国人へのアクセスを全面的に遮断することが決定されたと報じた。

アンソロピックはこの通信会社のアクセス権限を即座に取り消した。米商務省は、アンソロピックのAIモデルが中国やロシアなどで軍事目的に活用される可能性を考慮し、遮断措置を決定したと伝えられている。ロイター通信は、ハワード・ラトニック米商務長官が12日にアンソロピックへ送った書簡の中で、ミュトス5の「ジェイルブレイク(脱獄・管理者権限の無断取得)」の可能性に言及し、使用地域やユーザーの国籍などに関係なく、世界中への輸出を中断するよう指示したと報じた・・・・米商務省は、輸出制限の決定を下す数週間前からアンソロピックに警告してきたという。特にミュトス5が中国共産党と直接関連のある外国機関に提供されていた事実を把握した後、輸出規制の可能性を初めて言及したとアクシオスは報じた。




 

WPの報道によると、アンソロピックはミュトス5のアクセス権を付与する予定の111の機関リストを当局に提出した。その後、同社はさらに約50の機関がすでにアクセス権を得ていると明かしたが、そのリストは別途提出していなかった。これに対し、当局は規制を通じて技術を回収する(回収を検討する)としてアンソロピックに圧力をかけた。最終的にアンソロピックがリストを渡したところ、その中から問題の韓国企業が確認されたというのがWPの説明だ。

アンソロピックは、ミュトス5がハッキングなどに悪用される可能性に備え、グローバル・サイバーセキュリティ協力体である「グラスウィング(Glasswing)」の参加機関にのみアクセス権を付与していた。韓国企業の中で通信会社としては、SKテレコムが唯一グラスウィングに参加している。これに関してSKテレコム側は「グラスウィングに参加しているのは事実だが、外国企業のアクセスが一括して制限されたと聞いている」とし、「外信報道の事実関係が把握できていないため、個別の立場(コメント)はない」と述べた(国民日報)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
エントリーにコメントをされる方、またはコメントを読まれる方は、こちらのコメントページをご利用ください

   ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当にありがとうございます。