銀行から借りて、借り過ぎで制限が行われ、さらに金利が高い(ハードルは低い)ところから借りて・・何度も見て、収まって、また同じことを見て・・この借金経済がまた同じステージに入りました。本ブログでも何度か取り上げた「借金で株式投資」などで家計債務が大幅に増加し、各銀行は、特に問題が懸念される信用取引を制限することになりました。すると、第二金融圏(貯蓄銀行など、銀行とは呼ばれているけど実は正式銀行ではない金融機関、普通の銀行より借りやすいけど利子が高い)に人々が集まっている、という話です。記事によっては、オープンラン(この場合、「資金が必要な人たちが金融機関のオープン前から並び、営業開始するとダッシュで借りようとする現象」)が始まるのではないか、という題のものもあります。ニューシース、ハンス経済(ともに21日)です。IMFの後からずっとこの繰り返しですが、問題は「沈静化された間」に家計債務が改善されるのかというと、そうではありません。
債務があるからといって全員が苦しい立場にいるわけではありませんから、なにか条件が思わしくないと元金ごと返済する人たちもいます。だから若干は減ったりもしますけど、基本的にはずっと上がりっぱなし。いちばん困っているのは、普通に生活や事業のために資金が必要な、でもハードルギリギリのところにあった資金需要者たちではないでしょうか。ちなみに、社債などもあまり売れなくなっていると聞きます。つい2~3年前に、この手の更新がかなり多かった気もしますが。以下、<<~>>で引用してみます。また、グーグルのAI「ジェミニ」に相談したところ、「第2金融圏」は「ノンバンク」「非銀行系金融機関」、「マイナス通帳」は「当座貸越口座」などに訳したほうがいいんじゃね?ということだったので、そう訳しています。当たり前ですが、両国の制度がまったく同じではないでしょうから、まぁイメージしやすいように、と。
<<・・銀行の規制強化でカード・保険会社の融資が急増、ノンバンク(第2金融圏)も管理強化へ銀行の信用貸付・当座貸越の管理強化に伴い、ノンバンクへの「風船効果(※一方を抑えると他方が膨らむ現象)」が懸念(※題と見出し)。5月には保険、カード、貯蓄銀行の融資が増加に転じ、カードローン残高は43兆ウォンに迫る。銀行圏による家計融資の管理強化の余波が、クレジットカード会社や保険会社などの「ノンバンク(第2金融圏)」へと広がっています。金融当局が銀行の信用貸付やマイナス通帳(当座貸越口座)などの融資枠管理を指示したため、銀行で断られた資金需要がカードローンや保険契約者貸付へと流れる可能性が高まっています。実際、5月には保険、余信専門金融会社(カード会社等)、貯蓄銀行の家計融資が一斉に増加へと転じ、ノンバンクも当局の監視・管理対象に入りつつあります。22日の金融圏によると、今年5月の全金融圏における家計融資は前月比で9兆3000億ウォン増加しました・・
・・住宅担保ローンは4兆ウォン増と前月(5兆5000億ウォン)より増加幅が縮小したものの、その他融資が5兆3000億ウォン増加し、前月の減少(2兆ウォン減)から一転して大幅な増加に転じました。その他融資のなかでは、特に信用貸付の伸びが目立ちました。金融委員会の発表によると、信用貸付は4月に9000億ウォン減少していましたが、5月には3兆4000億ウォン増加しました。銀行の当座貸越(マイナス通帳)の残高も、4月の6000億ウォン減少から5月は2兆6000億ウォン増加へと転じています。このように銀行圏での融資管理が厳しくなったことで、ノンバンクでの融資需要が急速に膨らんでいます。5月の第2金融圏(ノンバンク)の家計融資は2兆3000億ウォン増加し、4月の増加幅(1兆4000億ウォン)からさらに9000億ウォン拡大しました。業権別に見ると、以下のように軒並み増加へ転じています・・
・・「カードローン」は、銀行の信用貸付より金利が高いものの、スマホで手軽に申請でき担保も不要なため、短期の資金需要が集中しやすい商品です。また、マイナス通帳や信用貸付は通常、生活資金や投資資金といった短期的な需要と結びついているため、借り手が代替手段(ノンバンク)を見つけやすいという点も指摘されています。実際にカード業界におけるカードローンの残高はすでに高水準を維持しています・・・・依然として43兆ウォンに迫る規模です・・・・カード業界の関係者は「カードローンは銀行融資の利用が難しい借り手にとっての『最後の駆け込み寺(※短期資金を借りるための窓口)』でもある。家計債務の総量管理だけを理由に一律に縮小すれば、本当に資金が必要な層への供給が途絶える問題が生じかねない」と指摘しています(ハンス経済)・・>>
<<・・資金難に陥る実需層、融資の「駆け込み争奪戦」再びか【融資氷河期シリーズその2】、銀行が融資のハードルを上げる中、実需層の行き先は?(※題と見出し) 銀行業界が住宅ローンに続き、信用ローン(カードローンやマイカーローンなど)の審査基準も厳格化したことで、実際の資金を必要とする「実需層」の調達ルートが急速に狭まっている。銀行の融資枠が狭まるにつれ、毎朝のように融資枠を奪い合う「融資争奪戦」や、ノンバンクなどへ需要が流れる「風船効果」が起きるのではと懸念されている。21日の金融業界によると、最近一部のインターネット専業銀行では、信用ローンを申し込むための「駆け込み」需要が大幅に増え、午前中にその日の融資申請受付が締め切られる事態まで発生している。金融当局から信用ローン管理強化の要請を受けた主要銀行が、今月12日から融資限度額の引き下げに踏み切ったため、インターネット銀行の限度額も規制される前に融資を確保しておこうとする需要が集中した形だ。
その後、インターネット銀行3社もすぐに信用ローンの限度額を縮小し、マイナス口座(当座貸越)の販売を一時中断するなど、融資の引き締めに入った。金融業界では、追加の融資規制が行われた場合、こうした「融資の先着順・争奪戦」が再燃する可能性があるとみている・・・・銀行融資の規制強化により、カードローンや貯蓄銀行などのノンバンク(第二金融圏)へ資金需要が移動する「風船効果」への懸念も高まっている(ニューシース)・・>>
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・準新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・既刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。