韓国政治、「オッパ法相」問題で大騒ぎ・・大統領の支持率は最高値の約半分に

いや~一つ前のエントリーは失礼しました。不本意とは言え、まさか米韓首脳会談が開かれるなんて。当日まで予定外だったそうですが、どうやって組み込んだのでしょうか。対米投資関連の何かで韓国側が譲歩して、その見返り・・さすがにそれはないかな。でも、『会談無し』以外はすべて書きたいこと書きましたし、気を取り直してもうひとつミョンたんネタ、行きます。日本でもテレ朝news(Youtube版)が大きく報道しましたが、最近、韓国で「オッパ法相」問題が大きな政治案件になっています。オッパというのは、お兄ちゃんのことです(妹または女性が、兄または男性に対して使います)。アボジとアッパ(お父さんとパパ)、オモニとオンマ(お母さんとママ)のように、もともとはオラボニとオッパ(お兄さんとお兄ちゃん)の区別がありましたが、結構前から・・私が小さかった頃から、すでにオラボニという言葉は使われなくなり、オッパだけになりました。ちなみに姉の場合は、ヌニムとヌナ(お姉さんとお姉ちゃん)がありますが、こちらもヌニムはほとんど使われていません。

で、急に韓国語講座みたいになりましたが・・韓国の法務部長官(法相)候補者の金勝源(キム・スンウォン)さんが、国会議員だった頃、新型コロナのための治療薬のことで、女性ブローカーから臨床試験を早めるようお願いされたという内容で、当時のメッセージアプリ記録に「オッパ」「会いたくて涙が出そう」など、なんだこれ的な内容が盛り込まれている・・とのことでして。案件自体がアウトだし、一般的に「上」とされる人には想像を超える正しさを要求する社会風潮もあり(自分のことは?とツッコみたくなったりします)、このオッパ法相問題は大きな話題になっています。大統領の支持率下落にも、かなり影響していると言われています。もっとも大きいのは「自分の裁判を取り消そうとする動き」ですが。他にも、ニュース1などによると、京畿道(李大統領が道知事出身です)と城南市(同じくここの市長出身です)に関わる人たち、いわゆる「京・城ライン」が人事に介入していたのではないかという、『いつもの』動きも加わり、泥沼化しつつあります。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・「韓国の国会前では、入り口を覆い尽くすほどの人が集まっています。李在明大統領への不満を訴える声が響いていて、熱量が高いです」。22日、野党を中心に3000人ほどが集まった李大統領への抗議集会。追及するのは、韓国を揺るがす“オッパ疑惑”です。野党『国民の力』 張東赫代表:「(現政権は)“オッパ”(お兄さん)としてロビー活動をした金氏を法相に任命しようとしたではないか」。“オッパ”とは、女性から「お兄さん」と呼びかける単語です。家族の中でも普通に使われますが、相手に親密さを伝える場合にも使われるそうです。渦中にいるのは、元裁判官の法相候補、金勝源(キム・スンウォン)氏です。疑惑は、2021年。女性ブローカーが製薬会社に依頼され、新型コロナ治療薬の臨床試験を早めるよう、当時、国会議員だった金氏に口利きを求めたとされています。キム氏と10歳年下の女性ブローカー(47)の電話のやり取りも明らかにされ、疑惑はさらに深まりました・・

・・事態を重く見た、李大統領は:(18日)「私は怖れと謙虚さを失いつつありました。権力は、国民・国家だけに使用されるべきです。皆さまにより仕える姿勢で、取り組むべきでした」。疑惑ははっきりしないまま、金氏は、入閣を辞退することになりました。法相指名を辞退した金勝源氏(19日):「期待に応えられなかったことを、深くおわび申し上げます。自身の至らなさを深く反省します」。政治腐敗からの脱却に期待が集まり、若者からも支持を集めて当選した李大統領。支持率は、4月のピーク時からほぼ半減し、現在は、34.8%に低迷しています(※最高支持率は69%でした)・・・・根底にある物価高などへの不満に、“オッパ疑惑”が追い打ちをかけます。李大統領の支持率低迷が続けば、日韓関係は、新たな局面を迎える可能性もありそうです(テレ朝NEWS)・・>>




<<・・国民の力は22日、共に民主党に向けてキム・スンウォン議員の除名を要求した。また、イ・ジェミョン大統領に対しては、今回の人事に「京畿・城南」ラインが介入したのかどうか国民の前に釈明するよう促した。鄭点植国民の力院内代表(※政党の院内総務のような職位)は同日午前、国会で開かれた院内対策会議で「キム・スンウォン議員は(法務部)長官候補者を辞任し、ボールは青瓦台(※大統領府)から共に民主党へと移った」とし、「民主党は見苦しい疑惑に嘘まで並べ立てたキム・スンウォンのかばい立てをやめ、キム・スンウォン議員を党から除名せよ」と促した。

鄭院内代表は「昨日、青瓦台のカン・ユジョン報道官がキム・スンウォン(前法務部長官候補者)の嘆願書に関連し『ゴシップに答える義務はない』と述べた」とし、「それならば、法務部長官候補者がたかがゴシップのために辞任したとでも言うのか」と指摘した。同氏は嘆願書にキム議員のセクハラ疑惑などが記載されていたとし、「民主党で女性運動の経歴をアピールしていた議員たちは、なぜ沈黙しているのか。権力の顔色ばかり伺いながら『民主党のオッパたちが許可したこと』しかできないのか」と批判した。イム・イジャ政策委議長は「民主党が改憲推進団を発足させ、来年前半の国民投票まで推進するという」とし、「真にお気楽で厚かましいかぎりです。今、国民の前で改憲ごっこなど繰り広げている場合なのか」と指摘した(ニュース1)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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   ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当にありがとうございます。