尹大統領就任式、日米中露からの参席者が確定。米国は副大統領の夫、日本は外相、ロシアは大使・・全体的に微妙な中、中国では破格的に副主席が参席

前に、李克強総理が参席するのではないか、とする韓国メディアの報道を紹介したことがありますが、参席するのは別の人でした。その是正の意味も兼ねて、エントリー致します(過去エントリーにも追記しておきました)。

尹錫悦(ユンソンニョル)氏の大統領就任式、韓国が『周辺4強』と呼ぶ、日米中露からの大統領就任式参席者が確定しました。まず日本ですが、事前の報道の通り、林外務相となりました。「議会(日本側)側にもそう伝えたので、確定したようだ」とも。

いままでは高位官僚を派遣してきた米国ですが、ハリス副大統領・・ではなく、その夫が参席することになりました。オバマ元大統領が参席するという話もあって、それからはバイデン氏の奥さんとか、ハリス副大統領とか、そんな話も(各メディアによる予想のレベルでしたが)ありましたが。ロシアは、いろいろありますし、大使が参席するとのことです。

決して低いレベルのメンバーではありませんが、一部のメディアが「オバマ元大統領、岸田総理の参席などで『最初の見せ場になる』と盛り上がっていたことを考えると、どうしても『微妙』としか。異例的なのは、中国です。中国からは、王岐山 副主席が参席することになりました。これについては、ちょっと意見が分かれています。本エントリーのソース記事である「チャンネルA」は『いままでより格が上』『習近平主席の最側近』としてかなり高く評価していますが・・どうでしょうか。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<大統領就任式に出席する4強の外交使節の名簿が決まりました。目立つのは、中国代表です。歴代就任式の出席者の中で最もクラスの高い、習近平主席の最側近を送るというのです。尹政権が韓米関係に力を注いでいる状況で、背景に関心が集まります。

米国は尹錫悦大統領当選人の就任式に、米国内権力配列2位のハリス副大統領の夫、ダグラス・エムホフ氏を祝賀使節として送ります。エムホフは、妻がアメリカの最初の女性副大統領になり、「セカンドジェントルマン」になったホワイトハウスファミリーの一人です・・

・・歴代就任式に派遣した上級官僚の代わりにセカンドジェントルマンを選んだのは、就任式10日後に予定されたバイデン大統領の訪韓とも関連があるようです。大統領訪韓を控えて副大統領が訪韓するのは容易ではないし、米国側の上級官僚たちはどうせ韓米首脳会談に同行するからです。「ファーストレディ」であるジル・バイデン夫人も、すでに外国訪問日程が取れているだけに、セカンド・ジェントルマンの出席は同盟国である韓国に最大限の誠意を表したものと解釈されます。

中国は、習近平主席の最側近とされる王治山副主席を送ることが分かりました。副総理級を送ったこれまでの慣例を破って、一層格を高めたのです。「権力No.2」を派遣する、外交的には破格なことですが、その裏には、尹政権が米国に集中することを牽制するという戦略的意図が込められたものと思われます。日本は当初、岸田文雄首相の訪韓も検討しましたが、日本政府と与党内の慎重論により、林芳正外務相が出席することにしました・・>>

 

以下、見方が分かれる内容だとは思いますし、「いままで(副総理級)より格が上」というのも分かりますが・・個人的に、王副主席は、事前に一部のメディアが予想していた李克強総理よりは、権力序列的に下のほうになります。なぜなら、李総理とは違い、王副主席は常務委員(もっとも序列が高いとされる7人)に入っていないからです。この王副主席は、政治関連ではあまり表に出ない人だと聞いたこともあるので、やはりちょっと微妙じゃないかな、そんな気もします。

米国の方も、記事の指摘が全然違うと言うつもりはありませんが、『首脳会談の前だからこそ、事前に官僚が訪韓して議題を調整する』という手もあったはずです。日本より先に米国を訪れた政策協議代表団は、バイデン大統領ともブリンケン長官とも会えませんでした。今までの韓国大統領の就任式には、米国からは国務長官、またはホワイトハウス国家安保補佐官が参席してきました。だから、首脳会談の前だからこそ、慣例通りに国務長官などが参席して首脳会談の事前調整をする・・と。スケジュール的にきつかっただけかもしれませんが。とにかく、念願(?)の岸田総理参席もかなわず、目立つのは中国からの参席者だけ。しかも全般的に微妙。そんな就任式になりそうです。

 

 

次の更新は、明日(5日)11時~12時頃になります!

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